
空港ラウンジは、航空会社の上級会員向けに用意されたラウンジと、ゴールドカードなど一定ランク以上のクレジットカードを保有している人であれば利用できるカードラウンジの大きく分けて2種類あります。ラウンジによっては、軽食はもちろん、ビール・ウイスキーなどお酒が飲めるところもあり、非常に快適な空間。この記事では、僕自身も2019年8月に利用した羽田空港国際線ターミナルで利用できる穴場ラウンジ「ティアットラウンジ(TIAT LOUNGE ANNEX)」についてご紹介いたします。
・シャワーあり、軽食あり、お酒ありの穴場ラウンジ
・クレジットカードで入れるラウンジを探している
・航空会社ラウンジには入れないけど、カードラウンジは人多くて嫌だ
・出発前にシャワーを浴びたい、お酒を飲みたい
・マイナーなクレジットカードの発行が必要
羽田空港国際線ターミナルにあるラウンジまとめ
羽田空港国際線ターミナルには、出国後エリアに7つのラウンジがあります。
名称 | 対象 | 場所 |
---|---|---|
日本航空(JAL)ラウンジ | ・上級会員 ・搭乗クラスがプレミアムエコノミークラス以上 |
・4・5階(中央)/5階(北) |
全日本空輸(ANA)ラウンジ | ・上級会員 ・搭乗クラスがプレミアムエコノミークラス以上 |
・4階(中央・北) |
キャセイパシフィック航空(CPA)ラウンジ | ・上級会員 ・搭乗クラスがビジネスクラス以上 |
・6階(北) |
SKY LOUNGE | ・指定のクレジットカード | ・4階(中央) |
TIAT LOUNGE | ・指定の航空会社 ・指定のクレジットカード |
・4階(中央) |
SKY LOUNGE ANNEX | ・指定のクレジットカード | ・4階(北) |
TIAT LOUNGE ANNEX | ・指定の航空会社 ・指定のクレジットカード |
・5階(北) |
出国後のフロアガイドはこんな感じです。
3階の出国後エリアを北側に進み、六厘舎等があるフードエリアを超えると以下の案内が見えてきます。
5階がティアットラウンジアネックス。右側が黒で塗りつぶされていますが、本来はJALラウンジがあり、この時は改修中でした。そして、4階にはANAラウンジ、スカイラウンジアネックス、6階にはキャセイパシフィック航空のラウンジがあります。
詳細は、羽田空港の公式サイトをどうぞ。
公式サイト。フライトインフォメーションやサービス施設、ターミナルビルやアクセスのマップ等。
ラウンジの種類おさらい
空港にあるラウンジは大きく分けて2種類。
- 航空会社ラウンジ
- カードラウンジ
航空会社ラウンジは、JALやANA等航空会社が提供しており、基本的には航空会社の搭乗クラスが上級会員やビジネスクラス(一部プレミアムエコノミー)以上の方のみ利用が可能ですが、航空会社の提携サービス会員の利用も可能な場合があります。ただし、一般の人は利用することはできません。
カードラウンジは、主にはゴールドカード以上の一定ランク以上の提携クレジットカードを保有している方であれば利用が可能です。いわゆるカードの付帯サービスとしてラウンジ利用が含まれています。以下は羽田空港の国内線ですが、カードラウンジ「POWER LOUNGE」の様子をご紹介しています。
憧れの空港ラウンジ。 羽田空港に行くたびに航空会社のラウンジに後ろ髪を引かれ、いわゆる”カードラウンジ”は避け …
今回のティアットラウンジアネックスは、航空会社ラウンジとカードラウンジの中間的な位置づけで、指定の航空会社に搭乗される方と、指定のクレジットカードを保有している方であれば利用可能です(詳細は後述)。
ティアットラウンジアネックスに入るためには
さて、そんなべた褒めのティアットラウンジアネックスですが、入るためには、指定の航空会社の上級会員であること、そして指定のクレジットカードを保有していることが条件となります。

あぁ、大丈夫。俺、ゴールドカード持ってるから。
と思われる方もいらっしゃると思いますが、メジャーなゴールドカードでは入ることはできません。ティアットラウンジに入れるクレジットカードは、以下の6つのみで、「一部のカードを除き、ゴールドクラス以上のクレジットカードが対象」とのこと。
かなりマニアック笑、マイナーなカードが多い印象です。
カード | 券種 | 入会資格 | 年会費 |
---|---|---|---|
TS CUBIC | ゴールドカード | 特になし(独自審査) | 10,000円(税抜) |
Porsche Card | – | 正規販売店でポルシェを購入したオーナー | 20,000円(税抜) |
三越伊勢丹グループ MICARD | ゴールドカード | 特になし(独自審査) | 10,000円(税抜) |
LUXURY CARD | チタニウムカード以上 | 特になし(独自審査) | 50,000円(税抜)~ |
マンチェスターユナイテッドカード | ゴールドカード | 特になし(独自審査) | 10,000円(税抜) |
ボルシア・ドルトムントカード | ゴールドカード | 特になし(独自審査) | 10,000円(税抜) |
なお、ポルシェカード以外は各カード会社の独自審査はありますが、恐らく一般的な審査内容だと思います。ちなみに、僕は伊勢丹のエムアイカードを保有していたため、こちらでラウンジに入りました(エムアイカード発行のお得情報は本記事の最後でご紹介しています)。
ティアットラウンジアネックスのサービス
ティアットラウンジアネックスでは、軽食・お酒のほか、シャワーも無料で利用することができます。
シャワーは5つほどあり、受付で利用したい旨を伝え、空きがあればすぐに使うことができます。僕は深夜便だったため、そもそもラウンジ自体に人が少なく、待つことなくシャワーを使うことができました。深夜便は寝るだけなので、搭乗前にさっぱりできるのは最高ですね。
食事はレトルト感もあり、絶品メニューとは言えないですが、個人的には好きなメニュー(笑)。僕が行った日は以下のメニューがありました。
- カレー
- 牛丼
- 焼きそば
- から揚げ
これに加えて、ビールサーバーがあり、日本酒やワインも飲み放題。お風呂上がりに軽食とビール。ラウンジなのに家にいるみたいにくつろぐことができます。

穴場過ぎて人がいない・・・
「くつろぎ」を主目的とするならば、何と言っても人混みから避けられる、というのは大きなポイントなのではないでしょうか。
注意点は、搭乗前のアナウンスがないこと。カードラウンジの場合、基本的にそうですが、搭乗前アナウンスはないため、モニターで状況を確認し、30分前くらいには搭乗口に戻っておきましょう。
まとめ
以上、羽田空港国際線ターミナルにある「ティアットラウンジアネックス」のレビューでした。
すでにANAやJALの上級会員であったり、海外旅行へ行くときはいつもビジネスクラス以上、ということであれば、利用する機会は少ないかもしれませんが、年に数回程度の海外旅行であれば、おすすめの穴場ラウンジです。
個人的には、
- 空いている
- シャワーが使える
- ビールが飲める
というのが大きなポイントです。もちろん、電源端子もあるためスマホの充電、パソコンでお仕事もできますし、無料Wifiも飛んでいるので、ネットサーフィンもできます。
「ANA/JALラウンジ利用はできるものの、いつも混んでて嫌だ」そんな風に思われている方も、たまには気分を変えて利用するのも良さそうです(私はANAラウンジに行きたいです笑)。
【最後に】エムアイカードであれば初年度は実質無料で発行可能
ご紹介の通り、クレジットカードの場合、ポルシェカードを除いた4つのカードは通常発行可能です。うち、エムアイカードの場合、ポイントサイト「ちょびリッチ」を経由して発行すれば、実質無料(※)で発行可能です。
※記事執筆時点において、エムアイカードプラスゴールドの発行で60,000ポイント(≒30,000円)獲得できるため、実質初年度年会費は無料で発行ができます
今なら以下のバナー経由で登録頂くと、500ポイント(≒250円)プレゼント中♪
