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会社で企業型確定拠出してくれているし、60歳まで出金ができないから、いらないと思っていたiDeCo。

「いや待てよ、食わず嫌いになるのはちょっと早いのでは?」

と思ったキッカケがありました。

それは節税です。

たいして稼いでもいねぇのに節税だ?節税言うても、サラリーマン所得であれば知れているのですが、どうせ納めるお金であれば、自分の懐を暖める方が良いのでは?ということでiDeCo再考、ちょっと調べてみました。

国がiDeCoを推す理由を考えてみる

国が節税をしてまでiDeCoを推し進める理由。

「国民よ、すまん。思いのほか高齢化社会が進んで、年金がんばるけど、思ったより払えないかもしれん。節税メリットあげるから、自分たちで貯めて増やしてちょ(てへぺろ)」

どうせ年金なんてもらえないでしょ?

って思って何も行動に移さないままでいると、受給年齢になったとき、本当にもらえなかったらアウトだし、額が少なくなっててもアウトだし、年齢が引き上げられててアウトだし、3アウトチェンジできないよ!ってなっちゃいそうな気がします。

今の老人貰い過ぎ!うちら貰えないのに!

という声もたまに聞きますが、自分も一時そういう気持ちになったことはあります。でも、今の日本を支えてくれた人たちなんだから、そこはもらって当然、支えて当然。ましてや自分の親世代だし。

そういう意味では、自分たちのためにというよりは、今いる老人のために年金払う、って気持ち。更に自分たちが年金払わなかったら、子供たちもあかんパターンになっちゃうし。

恐らくは年金が貰えないことはない、Japanが潰れない限りは。けれども貰える年齢が遅くなるんだと思う。65歳じゃなくて70歳からとか。さすがに75歳から、とかなったら「Japanのクソ野郎!」ってなるけど。

だからこそ、

「節税してやっから、You!iDeCoしちゃいなよ!」

って話なんでしょうね、たぶん。

サラリーマンが得られる節税メリット

株や投資信託など投資で利益を出すと、その利益に対して税金はおよそ20.315%(所得税15.315%、住民税5%)。仮に「株で1,000万円儲けたぜぃ!」って言っても税金で20万円は取られちゃう。

僕の場合、2年前からコツコツしている積立投信も、年利4%目標で25年間積み立てますので、元金624万円が992万円になる予定です(爆)。ただし、25年間で得られる運用益368万円に対して税金20%が掛かるので、税金74万円を差し引くと294万円になっちゃいます(涙)。

その点iDeCoは、運用益に対する税金は掛かりませんので、仮に年利20%!という驚異的なパフォーマンスが出たとしても、運用益が丸々手元に残ります。

そして、もうひとつ!
掛け金の額によって、税金が控除されます。

たとえば「投資はやっぱり怖いから、運用商品じゃなくて貯金にしておきたい」と言う方は、運用商品ではなく「預金」を選ぶこともできます。もちろん、せっかく積立するなら少しでも増やしたいので僕は運用商品を選びますが、預金でも税金控除されるなら、60歳まで下ろせない定期預金と思えば、決して悪くないですよね。

税金控除シミュレーション

以下平均的な年収と拠出額で控除シミュレーションをしてみると‥

  • 年収500万円で毎月5000円拠出した場合
所得税軽減額 6,000円/年
住民税軽減額 6,000円/年
合計 12,000円/年
  • 年収500万円で毎月23,000円拠出した場合
所得税軽減額 27,600円/年
住民税軽減額 27,600円/年
合計 55,200円/年

所得税と住民税は仮で一律の数値で算出していますので、”平均的な”数値として参考にしてください。
自分の年収、拠出額でシミュレーションする方はこちらからどうぞ。
www.ideco-guide.jp

なお、拠出できる額は、勤務体系(自営業、公務員、会社員など)と企業型拠出年金加入の有無などによって変わります。サラリーマンの場合、通常は月5,000円から最大で月23,000円まで拠出ができます。詳しくはこちらからどうぞ。
www.ideco-koushiki.jp

ふるさと納税と合わせたら、結構な額が節税できますよね。

老後資金を貯めるための積立投信をiDeCoと両立する

かつて老後資金について調べたことがあります。
www.mizukkou.com

今の生活水準を維持するのであれば、60歳までに5,400万円は必要な計算です。

信じられません。
もう一度言いますが、
信じられません。
(いや、信じたくありません・・・)

いろんな手立てを考えてはいますが、少なくとも貯金するだけじゃ無理ゲーだし、増やす努力、減らさない工夫は絶対的に必要、なんですよね。数々の資産運用で手痛い失敗を繰り返しているのでわかりますが、増やすのは簡単ではありませんw

ただ、”今のところ”は、積立投信が自分にあっていて、且つ長期的な資産運用に適していると考えています。万が一のことがあれば、解約可能性はありますが、基本60歳を過ぎるまで解約予定はないので、それであれば、積立額の何割かをiDeCoにスイッチしてもいいのかなと考えています。

選べる運用商品は限られますが、同じコツコツするなら、節税メリットは享受すべきですからね。

現状の積立投信を維持してiDeCoに拠出できれば一番いいんですが、そこまですると生活費が‥

強制的にiDeCoで天引きして、無かったことにする

もうひとつ思ったのが60歳まで出金できないって言っても、わたし今35歳、60歳まで25年。長いけど、案外短い。毎月、強制的に給与から天引きされていると考えれば、身近に感じられるのではないか説です。

すでに、社会保険や厚生年金で天引きされてるし、自由に使えるお金は自由に消えますからね汗。

その点、iDeCoは前提として、(僕の場合)25年間拘束されているだけなので、戻ってくるお金です。拘束期間が人によっては長いというだけ。考え方を変えてみると納得感も出るのではないでしょうか。

iDeCoに25年お金が拘束されるけど‥

  • 仮に給料が上がったとしても、あなたの生活水準を一定保つために、増加分は拠出しておくね!
  • タバコ辞めたんでしょ?毎月吸ってた15箱分のお金、拠出できるんじゃないの?
  • コインチェックに拘束されてるお金は戻ってこないかもしれないけど、iDeCoは25年後に必ず戻ってくるでしょ?

何事も、プラス思考が大事!

まとめ

はじめiDeCoは、手取り収入が減ってみえるし、60歳まで出金ができないことがデメリットに感じていました。日々の生活も決して余裕があるわけじゃないので。

ただ、毎月5,000円くらいだったら、手取りが減ってもインパクト小さいですし、貯めて、節税できるのであれば、メリットしかないし、さらに貯めるのが苦手なら強制貯金ができるのは、考え方を変えれば相当な魅力に感じます。

養老保険と考えれば、利用するメリットは大いにある!そう感じたiDeCoです。

追伸

この記事では、口座については触れませんが、口座管理手数料が掛かるところもありますので、拠出する口座選定は少々調べてからが良さそうです。
私は、住信SBIネット銀行&SBI証券繋がりで、SBIでiDeCoしちゃってます!