f:id:mizukkou:20180205230954j:plain
子供が生まれてもうじき2年。早い…。老後のお金のことを考えるだけでも心配になるのに、子供のお金のことも考えるとさらに頭が痛い(考える順序が逆やわw)。でも…子供には、できる限り教育の機会は与えたいし、”選べる状況”にはしてあげたい。オール私立とかはまず無理だけど、できる限りの準備はしておきたい。

ということで、すでに2年経過しますが、子供の教育費と貯める方法について調べてみました。都内に住む、ごくごく一般的な平均年収30代サラリーマン家庭(妻・子供1人)というよくあるモデルケースとして参考にしてみてください。

子供の教育費ってどれくらい必要なの?

厚生労働省が公表している学費調査データを調べてみました。

学校 公立 私立
幼稚園(3年) 68万 145万
小学校(6年) 184万 917万円
中学校(3年) 143万 398万円
高校(3年) 136万 312万
大学(4年) 244万 467万
3~22歳までの19年間合計 775万 2,239万円
月平均にすると… 3.3万 9.8万

実際には、この費用の他に小中高であれば、塾や家庭教師などの補助学習費が加わりますし、大学であれば、実家を離れる場合、仕送りなども加わります。子供1人あたり2,000万だ3,000万だなど言われますが、オール公立だったとしても1,000万円は必要、と考えておくとイメージがしやすいかもしれません。

日本政策金融公庫の「教育費に関する調査結果」によると、高校入学から大学卒業までに必要な入在学費用が975万円。大学だけでみると708万円とのこと。厚生労働省のデータと大きな乖離がありますが、1,000万円は一つの指標として持っておくのは間違ってはいなそうです。

そこで我が家では、わかりやすくイメージできるように「教育費=大学4年間の費用」という名目とし、大学入学までに1,000万円を貯めることを目標とした、プロジェクトを立ち上げることにしました。

その名も・・・

「大学!?行きたいところに行っていいよ!医歯薬以外なら!」

万が一、「お医者さんになりたい!」という発言が出てしまったら、「嬉しい悲鳴」と称して、計画の見直しですが、1,000万円あれば、ある程度スタンダードな進路には対応できるのでは?という思惑です。

まずは、学校ステージ別にどれくらい教育費が掛かるのかを見てみます。

幼稚園:3年間で68~145万円

学校(年齢) 公立 私立
幼稚園(3歳/37歳) 21万 48万
幼稚園(4歳/38歳) 21万 44万
幼稚園(5歳/39歳) 26万 53万
合計 68万 145万
月平均にすると… 1.8万 4万

公立であれば、負担ができそうな金額感。ただ、幼稚園の預けられる時間は基本的には、9~14時の4~5時間が一般的なので、お母さんは専業主婦かパート勤務しかできないことが多いことが想定されます。都内で考えると、1馬力で生活できる収入がないと、”お金”の面だけで考えると切り詰めが必要そうです。

保育園の場合:3年間で180〜270万円(我が家の場合)

学校(年齢) 認可 認可外
保育園(3歳/37歳) 60万 90万
保育園(4歳/38歳) 60万 90万
保育園(5歳/39歳) 60万 90万
合計 180万 270万
月平均にすると… 5万 7.5万

保育園は、自治体と所得によって異なりますが、ごく平均のサラリーマン年収で計算すると月額3~5万円程度(我が家は5万円想定)。私立の幼稚園より高くなりますが、その分、両親ともに働いていますし、子供に掛かる費用もそれほど多くないため、比較的貯蓄もしやすい時期と言われています。

我が家は、1歳児入園の保活に敗れてしまいましたが、

www.mizukkou.com

1歳3ヶ月から認可外保育に預けることができています。ただし、月謝が7.5万円!1歳児なのに、一人暮らしの娘に仕送りをしている気分(20年後を先取りシミュレーション中w)

認可外の保育園の場合、月謝が高いことがほとんどですから、この時期に貯蓄をするのは難しいかもしれませんが、仮に認可保育園に入れた場合、現状より安くなるはずです。我が家の場合、少なく見積もっても毎月2.5万円は確保できます。

そして…

\祝!認可保育園入園決定/

よって認可外入れているつもり貯金として毎月2.5万円は実現できそうです。続いてゴールデン貯蓄タイムと言われる小学校編。

小学校:6年間で184~917万円

学校 公立 私立
小学1年生(6歳/40歳) 34万 184万
小学2年生(7歳/41歳) 27万 128万
小学3年生(8歳/42歳) 29万 137万
小学4年生(9歳/43歳) 31万 146万
小学5年生(10歳/44歳) 35万 156万
小学6年生(11歳/45歳) 38万 166万
合計 184万 917万円
月平均にすると… 2.6万 13万

内訳は、授業料の他に、学校給食費と学校外活動費が含まれています。

公立と私立の差が激しすぎて”~”表記の意味を成していませんが、この金額感を見る限り我が家は私立に入れることは無理!w ”教育の機会を与えたい”なんて言っていますが、やはり私立は検討の土俵にすら上がらない、娘よ、ごめん。

ただ、公立を選び月2.6万程度であれば、保育園時期と比べても、まだそこまで教育費以外のお金は言うほどはかからないはずなので、更に上乗せができそうです。ただ、給与の上昇は計画にいれるべきではないので入れませんが、通常貯金もあるので、我が家の場合、教育費の貯蓄として確保できるのは毎月できて5万円が限界な気がしています。

そして娘が小学校卒業時、私は45歳なんですね・・・

中学校:3年間で143~398万円

学校 公立 私立
中学1年生(12歳/46歳) 47万 157万
中学2年生(13歳/47歳) 39万 116万
中学3年生(14歳/48歳) 57万 125万
合計 143万 398万円
月平均にすると… 4万 11万

中学に入ると、高校受験を控えて補助学習費の負担がグンと増えそうです。塾、夏期講習、冬期講習、直前模試…。塾だけで毎月1〜2万円は掛かりそうですし、部活も入ったら、備品代なども掛かりそうですよね。実際にはそれ意外にも支出は増え始めそうなので、小学校の6年間と同じ毎月5万円をキープできれば御の字ですが、月平均にして1万円増えているので、現実ラインとしては毎月4万円できれば、ベストなのではないでしょうか。

高校:3年間で136~312万円

学校 公立 私立
高校1年生(15歳/49歳) 52万 128万
高校2年生(16歳/50歳) 47万 98万
高校3年生(17歳/51歳) 36万 86万
合計 136万 312万
月平均にすると… 3.8万 8.7万

高校に入ると、中学時代にも増して補助学習費の割合がグググンと増えそうです。予備校、模試、参考書…。学校の授業料自体は中学時代とほぼ変わりませんが、毎月3万円を捻出できるのか。各種掲示板の口コミを見ていても「高校3年間はほとんど貯金なんかできないよ!」と言う声も多いようですね。計画という視点では毎月3万円、余ったら追加、くらいが良いのでしょうか。

そういった意味では中学3年までの期間で、どれだけ繰り上げ貯蓄ができるか否かが目標達成の分かれ道だったりするんでしょうかね。

しかも私50歳。どういう働き方をしているかわからないですが、一般的には年収のピークもしくは下降し始める頃ですね、ショボーン…。

大学:4年間で244~467万円

学校 公立 私立
大学1年生(18歳/52歳) 82万 131万
大学2年生(19歳/53歳) 54万 112万
大学3年生(20歳/54歳) 54万 112万
大学4年生(21歳/55歳) 54万 112万
合計 244万 467万
月平均にすると… 5万 9.7万

参考までに、記載していますが、公立と私立だけでもこれだけの差があります。ただし、このタイミングでは、すでに教育費は貯まっている予定。急な支出増には対応できるよう準備は必要ですが、基本的には老後資金に貯蓄をシフトしていかなければいけないはず。

いつから、どうやって貯めるか

冒頭で説明の通り、我が家は大学に入るための教育費を1,000万円貯めることを目標としましたが、問題はいつからどうやって貯めるか、です。

そこで、貯蓄方針を考えてみました。

我が家の教育費貯蓄方針

  • 貯蓄期間は、3〜17歳までの15年間
  • 高校卒業までの教育費は、月収で補う
  • 児童手当には原則、手をつけない
  • 通常貯金(旅行や老後など)は継続して行う
  • 守り(預金)と攻め(資産運用)の2軸で貯める
  • 学資保険は0歳から設定済

貯金

貯金は増えるものではないので、あくまで守りの貯蓄。できるだけ攻めの貯蓄にウェイトを置くため、割合としては少なくしていますが、気持ち的には現金保有が安心感に繋がるので、バランスをとりながら。

積立NISA

攻めは攻めでも、仮想通貨にブッ込むことことはできないので笑、16年という時間的な猶予を活用でき、老後資金で不安になった時に考えた積立投信をチョイス。
www.mizukkou.com

さらに、2018年から積立NISAができたので、20年という非課税期間もまさにぴったりかなと。毎月2.5万円を年利3%で複利運用ができた場合、原資450万に対し、570万、おおよそ135%!(予定の予定w)

学資保険

子供が生まれたときにいろいろと検討をして以下のような記事も書いています。
www.mizukkou.com

最終的には、郵便局の学資保険に加入(嫁がプルデンシャルを嫌い、親がこれにせぃということで・・・笑)。0~18歳まで毎月コツコツ入れて、205万円くらいになって戻ってくる予定。

児童手当

0歳から中学生までありがたく頂戴する児童手当は、基本原則手はつけないですが、守りの貯金を攻めの投信にウェイトを増やす分、急な出費がかさんだ場合は、ここから手を付けることとする。

支給対象年齢 支給額(月) 支給額(合計)
0歳~3歳未満 1.5万円 37.5万円
3歳~小学校修了前 1万円 144万円
中学生 1万円 36万円
合計 217.5万円

これら4つを主な貯蓄種別とし、目標額1,000万円に対して、ざっくりと目標配分を以下に振り分けした結果が以下。

種別 原資 目標額 スタンス
貯金 100万円 100万円 毎月0.5万円積立、リバランス対象
積立NISA 450万円 570万円 毎月2.5万円積立、年利3%目指し
学資保険 200万円 205万円 毎月1万円積立、放置
児童手当 210万円 基本下ろさないが、急な出費に対応
合計 750万円 1,085万円

貯金は、小学校の6年間にできるだけ積み増しして目標到達を目指す。積立NISAがうまく軌道に乗れば、大学入学のタイミングで1,000万円は到達見込。まぁ、いずれも机上の空論なので、何が起きるかわからないので、できるだけ前倒し且つ、毎年微調整しながら、アワアワしないように、貯めていけたらと考えています。

まとめ

この先20年、自分たちと同じ流れで小中高・大学というコースが存在するのか否か、それすらも変わっていてもおかしくない世の中かもしれませんが、どんな進路になろうとも、子供が行きたい、やりたいという気持ちに対して、応えられる状況だけは作ってあげたいなと。

ただ、それを実現するのはお金だけじゃないし、お金だけに囚われて制限されたくもないし、したくもないし。でも、「なんとかなるっしょ!」だけでも心許ないので、どれくらいお金が掛かって、どうやったら貯められるのか、という方法論だけでも、幅広く持って生きて生きたいなと思った今日この頃でございます。