修行が必要なクレジットカード「スーパーフライヤーズカード」の魅力に迫る!の巻

クレジットカードには「審査」はあります。しかし、「修行」が必要なクレジットカードも世の中には存在します。

「スーパーフライヤーズカード」

sfccard

当ブログでは度々マイルの記事を更新していますが、ことANAマイルに限って言うとANAマイラーが目指す頂点として「スーパーフライヤーズカード(以降SFC)」があります。

一般的にクレジットカードは、一定の審査基準を通過し、年会費を払えば発行できるというイメージがありますが、SFCは違います。修行が必要なクレジットカードなのです、SFC修行という名の修行が…。

「カード発行に修行て…」

と正直なところ、はじめは頭おかしいんじゃないの?よりはさすがにそこまでは…という気持ちが本音だったのですが、いろんな記事を読んでいるうちに、いつしかSFCの虜になっている私がいました。

この記事では、SFCの詳しいことは諸先輩がたのブログ記事に譲るとして、SFCを目指す理由について考察してみたいと思います。

SFC修行とは? のおさらい。

SFC、スーパーフライヤーズカードの略称です。冒頭でもお伝えしたように詳しい説明は諸先輩がたのブログを参考にしてみてください(「SFC修行」などで検索するとたくさんの記事がヒットすると思います)。

参考:ANA公式サイト

SFCを取得するには、プレミアムメンバーサービスにおいて、プラチナステータスを獲得する必要があります。プラチナステータスになるためには、50,000プレミアムポイント(以下、PP)が必要となります。PPをどう獲得するか、それは飛行機に乗ることで獲得することができます。マイルの場合、クレカ消費なり、ポイントサイトなりで獲得することはできますが、PPは飛行機に乗らないと獲得することができません。

しかもPPの対象期間は1〜12月の1年間のみ。一例ですが、旅割21を利用し羽田→新千歳間往復で獲得できるPPは1,530。単純計算ですが、33回、羽田→新千歳間を往復すれば、50,000PPを獲得することができます。

いやぁ、さすがにそれは無理でしょう…
羽田新千歳往復って…え、いくらだっけ?
お金で買えない価値がある…まぁそうなんだけどさぁ
どうにかお金で解決できないの?ねぇ?

ここまで読んだ方はピンときているかもしれませんが、SFC修行、つまりは、上記の行動をすることでSFCの資格を得る、という行動をまとめてSFC修行と言うそうです。それらをする人を「修行僧」という言葉で例え、無事にSFC取得が完了すると「解脱」というようです。

正直、頭おかしいですwwww

SFCを取得するために飛行機に乗りまくる、しかも観光目的でも出張でもなく、ただPPを貯めるためだけに、往復搭乗をする。冷静に考えると、おかしい以外言葉が浮かんでこないのですが、このSFC教への入信者が後を絶ちませんw かくいう私もその魅力に取り憑かれたうちの1人なのです…

厳密に言うと50,000PP達成後、カードをSFCにアップグレードの手続きが必要となります。また、当然飛行距離が長い方がPPは多く、修行僧御用達ルートは羽田那覇間とのこと。時期や航空券の購入方法によってPP単価が変わるようですが、詳細は詳しい方の記事にお譲りします。

SFCを目指す理由は、見栄とわかりやすい達成感

なぜ人はSFCを目指すのか。SFCの魅力とは一体何なのか。私にとってのそれは、以下の2つであると考えます。

見栄:優越感はんぱねぇーw

SFCを取得することで得られる特典をANA公式サイトからピックアップしますと…

ANAラウンジの利用

クレカの特典で入れるいわゆる空港ラウンジとは全く違う(当初アメックスを保有したときに入れると思ったら違った)

優先チェックインカウンターの利用

長蛇の列の横を、すんなりと通過できる優越感

優先搭乗

搭乗時のアナウンスで聴いたことはないだろうか

優先搭乗のご案内です。ダイヤモンドサービスメンバー、プラチナサービスメンバー、スーパーフライヤーズ会員、スターアライアンスゴールド会員、プレミアムクラスをご利用のお客様は4番搭乗口よりご搭乗ください。

うむ、すべて優越感だw

達成感:世界最高峰の山SFC、そこに山がある限りw

SFCを取得するのに必要なPPは50,000とお伝えしましたが、この数字こそがわかりやすい指標になり、イメージがしやすいんだと思います。

SFC修行の紹介ビデオ

標高50,000PPのSFC連峰、登頂するには、険しい道(搭乗)をただひたすら登るしかない。そして、登るための体力(お金)も相当必要だ。一説にはHPは50万以上ないと難しいとも言われる。しかも、1度登り始めると決めた場合、12ヶ月以内に頂上にたどり着かないと、有無を言わさず下山を余儀なくされる。山(ANA)の神から地上へ突き落とされるのだ。

貴様には、SFCの称号は与えられん

ヘリ(マイル)で一気に頂上へ?それは不可能だ。なぜならヘリ(マイル)での登頂は、山(ANA)の掟により反し、登頂したことと認められていないのだ。

新たな登頂ルートの発見

しかしながら、2016年。さまざまな登頂ルートが開拓され、装備(ANAスカイコイン)を充実させれば、ヘリ(マイル)は使えずとも、体力(お金)の消耗を限りなく減らして登頂を目指すこともできる。文明とは素晴らしい。

とは言え、最終的に頂上へいくためには、装備、体力がどれだけある猛者であっても、自力で険しい道(搭乗)をただただひたすら登り続けるしかない。そして、成し遂げたもののみ、たどり着くことができる境地、そう、それが世界最高峰の山SFC…。

そしていつしか成し遂げたものたちを皆はこう呼ぶ…「SFC修行僧」と…。

冷静になってはいけない

SFCに興味のない人(特に奥さん)は言うでしょう。

「バカじゃないの?」→YESごもっとも。
「それ目指すためにお金使ってたら意味ないじゃんw」→YESごもっとも。
「てか、たいして飛行機乗らないじゃんw」→YESごもっとも。

そう、すべて正論!ごもっとも!言われ出したらきりがないほど無意味に思える行動でしかありません。

もしもSFC修行僧が情熱大陸に出ていたら

なんで、そんな辛い思いしてまでSFCを目指すんですか?

いや、なんて言うのかな、そこに山(SFC)があるから、かな。僕らは、辛いとか苦しいとかじゃなくて、ただそこにある山を登っているだけなんですよね

ちーんwwwww

とは言えハードル高し、開始タイミングが重要、私は2018年取得目標。

旅は行き当たりばったりだから楽しい。

そんな呑気な考えはSFC修行においては、ご法度(無理ではないが計画性が重要)。修行の有効期間が1年間のため、だいたいの修行僧は、前年中に修行の計画を立てます。そして目標達成に必要となるPPを計算します。どれくらい修行をすれば、達成できるか。仕事でもろくに立てない目標をしっかりと前年から組み立てます。その上で最も重要となるものが、資金です。

SFC取得に必要な資金は70万円なり

修行にはフライトが必要であることはお伝えした通りですが、フライトをするためには何が必要か、それは言わずもがな「お金」です。

「なーんだ!だったらマイルでフライトすればいいじゃん!」
相手がベテランマイラーであれば、その質問は愚問ですw マイルでPPは貯められません。

つまり、修行と言われる所以でもありますが、SFCを取得するために、修行僧は自腹を切って無意味なフライトを行います。

馬鹿げています。
馬鹿げています。

大事なので2回言いましたw

ある意味単純ではあります。フライトをし続け、目標のPPが貯まればいいだけです。ただ、マイルを貯めるために、せこせこクレジットカードやらポイントサイトやらでマイルを貯めているのに、それには飽き足らず自腹を切ってまでフライトをする。不思議です。ただし、一般的に修行僧と言われる人たちはこの方法を取ります。当然少しでも安く済ませたいので、旅割などを使いますが、概算見積もりで70万円前後の支出が必要となります。

第2の手段がANAコイン。マイルをANAコインに交換する

そこで編み出された方法がANAコインです。ANAコインはANA内で利用できる電子マネーのようなものです。航空券の充当に使う、が最もイメージしやすい利用用途です。このANAコインはマイルと交換することができます。もしも、潤沢なマイルを保有しているのであれば、一時的にマイルで旅行をすることを止め、SFC修行に費やすことは可能です。潤沢なマイルを保有しているのであれば…

ANAコイン=現金と考えると、概算ですが70万ANAコイン(=70万マイル)あれば、支出を一切することなく、SFC取得ができます。あとは体力的にできるか否か、です。

私ごとですが、70万円の資金調達も70万マイルの調達も全くイメージが付いていないため、来年は修行だ!という形で動くことはできないため、修行実行時期を2018年以降といたしました。

まとめ:楽しみ方は人それぞれ

修行=辛いイメージがありますが、マイラー界隈では、さまざまなSFC修行の仕方が提案されています。以前はただひたすらにフライトをすることだけを指していたため、修行ならぬ苦行、いや馬鹿げているw としか言えないものだったのではと思います(今もマイラー以外は理解しがたい行動でしょうw)。

ただし、当然フライトをすることでPPが貯まるのであれば、1年という期間はあるものの、どうせ行くなら、「旅行」を楽しみたい、と思うのが普通だと思います。なのでSFC修行と称して海外旅行をする人たちも増えているようです。

修行の先に手に入るスーパーフライヤーズカード。その魅力は言うまでもありませんが、冷静に考えて、

・そこまで君は飛行機に乗るのかい?と言われたならば…答えはどうでしょうか?
・LCCも増えている昨今、君は高いANAに乗るのかい?と言われたならば、答えはどうでしょうか?

独り身ならまだしも、家族を持つ身の方に、このハードルがどう映るのか?少なくとも我が家では理解されにくいものであると断言できますw
ただし、そこのSFCがあるのなら…男のロマンを追い求めて、いつの日か登りたいSFC登山、という形で締めくくりたいと思います。

余談:
ANA視点から見て理想とは違う使われ方をしている(と思われる)SFC。それでも、ここまで魅了するサービスというのは素晴らしいことですよね。ある意味で行列のできるクレジットカード、嗚呼、先は遠いが手に入れたい!