喫煙歴12年(仮)、男性32才、とうとう決意しました!
わたし、タバコを卒業しますw
ということで過去何度も禁煙だの言葉を変え卒煙だの、タバコをやめることにチャレンジしてきましたが、ことごとく失敗。最長禁煙3ヶ月の意思の弱い私めが、とうとう健康保険の力を借りて、禁煙外来に行ってきましたよ、さて禁煙できるのでしょうか?
禁煙外来、意外とあっさり。薬局的な感じです。
禁煙外来。もう病気やね。
まー、なんてことはない、薬を販売することができる病院なだけです。もちろん指導をするための知識や勉強はさすがにしているとは思いますが、僕が行った禁煙外来の先生は、そんな感じでした。まぁ良い悪いというよりは、ほんと薬を取り扱ってるだけだから的な。
一応、「禁煙外来です」と言うと、禁煙外来の流れと服用するチャンピックスという薬についての動画を見させられる、10分くらい。タバコの害について、薬の副作用について、禁煙頑張って行きましょう的な。で動画が終わったら、先生から呼ばれ診察をする、というのが禁煙外来の一連の流れです。
で先生との会話。
「禁煙外来ね、アンケート答えてもらったけど、まぁ僕が言うのもなんなんだけど、あなた12年、1日15本だと禁煙外来が受けられないから、20本にしてくれる?」
「まぁ強制みたいになっちゃったらあれだから、あくまであなたの意思でね」
「はい」
「はい、じゃあありがとう、続き説明するね」
「はい」
こんな感じで診察が始まり、チャンピックスの説明を受け、通院の説明を受け、終わる。
「がんばろうね」
そんな言葉はなかったw そう、言うなれば、禁煙外来の先生、というよりは、調剤薬局の薬剤師みたいな感じ。なので、気を張って、「よし、行くぞ!」という場所ではない。いや、僕の場合はそうだったw
補足:
禁煙外来は、はじめ1週間は助走期間として捉えられ、その間は喫煙はOKとされている。ただ1−3日目までは1日一錠、4日目からは1日二錠、チャンピックスを服用するので、一応は禁煙できる土壌は作られていく。
禁煙外来の費用は2-3万程度、タバコ代と捉えれば安い。
で費用精算で呼ばれる、
「はい、では今日は3210円になります」。
で薬を渡されて終了です。
2週間後、経過観察と薬を貰いに通院し、その後3回、計5回通院して禁煙完了!。2回目以降は、通院というよりは薬を貰いに行くだけって感じなのかなと。貰うだけ貰って、今度禁煙しよー!と言う人を防ぐ意味もあるのかもしれないですし。
ちなみに薬これ。
まだ、5回目まで到達していないので、費用合計はわかりませんが、だいたい2-3万程度らしいです。
1日1箱吸っている人であれば、
400円×30日=12000円×3ヶ月=36000円
ですから、安いというか、普通に吸っていたらもっと掛かっているわけだから、本来であれば気にする必要はない費用です。(不思議と高く感じるんですけどねw)
禁煙5日目。タバコを吸いたいんだけど、吸わなくても良い感覚。
過去、自力、他力(ニコレット)で禁煙にチャレンジしてきましたが、はじめ1週間は吸えるという安心感からか、あまりストレスを貯めずに禁煙がスタートできている感じがしています。と言いたいところですが、あまりに虚しすぎる出来事があってから、すんなりと禁煙をスタートすることができました。
禁煙外来スタート3日目、仕事が終わり、知人と喫茶店へ。そこでもスパスパ吸いまくり、チャンピックス飲んでるから、もう少しでやめたくなるんちゃうかw、という程度の気持ちで吸いまくっていました。そして帰宅、まだ1週間目は大丈夫だから、タバコ吸おう〜とポケットを探しても、ない!ない!ない!鞄のポケットにもない!ない!ない!あー禁断症状ーwww でも、でも、でも、いいタイミングだからやめてみようかなー。と、普段であれば近所のコンビニに行っていたと思いますが、行かなかったんですね(どんだけや。
(ニコチン依存症のあなたならわかるはず、この症状。どうしてそこまで吸いたいんだ、あー切ない、虚しい)
そこから、なんだか吸いたいなーという感覚があるんだけど、吸わなくても大丈夫なんだけど!な状態が維持できています(ストレスは無し)。一応は薬の効果でしょうが、大丈夫wただ、ランチ時は決まって喫茶店へ行っていたので、さて何しよう!では無いですが、やはり手持ち無沙汰があるので、そこだけが苦痛というか、なんと言うか、今までにない感覚がありますね。
なので、「依存」でもあるんだけど、「習慣」でもある喫煙(まあ依存なんでしょうね)。これをドパミン放出で快感状態を薬で維持しつつ、タバコの無い生活に慣れさせる、それがチャンピックスの効果なんでしょうか?と思いながら、目指せ卒煙、しようと思っております!
禁煙外来まとめ。
タバコやめたい!とお考えの方は、まさしく最後の砦として、捉えている方も多いと思います。
ニコレットは使うことによってニコチンを摂取しながら、やめるという方法でしたが、チャンピックスは、ニコチンを摂取するのではなく、タバコを吸ったときに脳に送り出す「快感」を出すことでタバコを吸っているのと同じ状況をつくり出しているそうです。且つ、タバコが美味しくないと感じさせるため、自然とタバコがやめられるようになっていると。
なので、大丈夫かなー?と不安なあなたでも「チャンピックスを服用している期間は」大丈夫なのかと思っています。なぜ「」でかこったかと言うと、僕もそうなのですが5日目にして、タバコが吸いたい〜もうダメ〜と言う気持ちは正直ないので、もしかしてこのまま禁煙できちゃうんちゃうん?という気持ちが10%はあるわけですが、同じような気持ちの禁煙外来ユーザーの方で通院を止める方も多いそうです。そうなるとどうなるか。ほとんどの人が喫煙再開されるそうです。
ファイザー製薬の陰謀だ!w
というのだってありますが、依存という立派な病気ですから、やはり継続していかないと、ふとした瞬間。気持ちが落ち込んだとき、1本だけと吸った煙草がキッカケで再開するパターンもたくさんあるわけですから、やめる!と決めたら、本気でやるしかないのだと。たまに吸いたいなー、コントロールして。なんて甘いことは・・・残念ながらできないようです(少なくとも僕は・・・)。
なので、コーヒーを飲むときのタバコ、これも今後はない・・・ハズです。いつの日か、経過報告いたします。
追伸:
禁煙外来は健康保険の適用を受けられる反面、1度受けると一定期間、2度目は受けられないそうですので、受ける場合はある程度覚悟の上、トライしてくださいね。